革新的だったザウルスインクワープロ

２００８年も終わりがこようとしている今日にいまごろ書く記事でもないけれど。

ザウルスについてあったインクワープロは革新的なアプリでした。



手書きをした文字が保存でき、そのまま文字変換してくれるソフトです。



当然ですが、手書き文字ですから、綺麗な文字ではありません。

誤認識もあります。



が、それは許せる範囲だと思います。

インクワープロと検索すると、意外とファンが多いのですね。

http://homepage2.nifty.com/coam/zaurus/apr_04a.htm

後継機のリナザウ（消滅しましたが）には装備されず、消えた名アプリとなりました。

欲をいえば、編集機能、書き出し、吐き出しした文章と一つに統合する機能とかあればと思います。

しかし、シャープの開発者は、かなりのエネルギーをザウルスに注入していたことがわかるアプリです。

もっと、進化して違った形で身を結んで欲しかったと思います。

zaurus MI-E1

昨日買った、リナックスザウルスC1000シリーズのリモコンヘッドフォンが旧型のMI-E1でも使えるかテストするために半年ぶりに、MI-E1に電源を入れてみた。

残念ながら、音楽再生時に、リモコンが使えなくなるなど、互換性はあまりないみたいだ。



music playerで大好きなジェフベックのｾﾞｱ＆ﾊﾞｯｸを入れて聴いてみたが、音は文句のつけようがない。

シャープのPDAが全盛の頃の商品なので、しっかりした作り、特にスライド式キーボードは剛性もありさすが家電メーカーだなと思う。

一説には、高さ1メートルから落としても壊れない剛性があると開発者のインタビューで読んだ記憶がある。

親指キーボードは、タイピングするとプチプチ感があり好き嫌いがわかれるところだけど、アイデアは面白いし、これ以降のPDAには、採用されていない独特のものだった。



この前製造中止になったリナザウもそうだけど、シャープの日本語変換技術は書院譲りでかなりなものだと思う。

しかし、PDAで入力する際、手書きか、キーボードなのか、タイピングのポジションを最後まで模索して結論がだせなかったメーカでもある。


手書き認識にしても、小型のPDAでよくこれだけ認識するものだと感心はするが、そういった優れた技術を活かせなかったのは辛い。

「親指入力でシャープは提案します！」なのか、「パソコンと同じ両手使いでもいけます！」なのか、はっきりして欲しかった。

製品の完成度で言えば、７０％ぐらいのものが多かったと思う。

日本語入力だけでもしっかりした提案ができていたなら、これだけでも十分　何年も使えるPDAなんだけどね。

日本橋では中古品投げ売り

会社に書類を忘れたので慌てて夕方　大阪城公園の事務所によってきた。

帰りには、日本橋の電気街によってきた。

世間では、モバイルPC全盛で、６～５万円前後のパソコンでは商売は辛いだろうなと思う。

店頭販売をやっていたので、そのしんどさはよくわかる。


ソフマップザウルス館で面白いものはないか見たけれどあまりPDAも扱っていない。

そりゃ、そうだ、　もうほとんどのユーザなんてウインドウズモバイルにうつってしまっているんだろう。


同じような境遇の人間はいないだろう。

ないのなら、メモリーステックを買おうと探したけれど、SDばかりで外したな思いつつ、目の前の行きつけのもう一つの安売りの店も覗いてみた。

が、こちらもSDばかり。

ザウルス館の隣にある上新電機は以前、PDAがたくさんおいてあったことを思い出した。

年末なので覗いてみようと、早速入ると、昔のガジェットのケース、iPod用のケースとか、クリエ用の携帯電話接続ケーブル、カメラのレンズなど、ガラクタがたくさん投げ売りされていた。

もっと早いうちにから販売していたのだろう。

しかし、年末だけれど、電気街は元気がない。

高額商品を売るのが、商売の基本だけれど、値崩れして商売にならないのだろう。

店員さんも可哀想だ。

こういった世界から抜け出したから自分的には気持ちも軽いが、実際の営業は大変だろうな。



ラッキーだったのは、メモリーステックDUO512MBが580円で、iPod Nano用のスケルトンカバー5個入りが300円、ザウルスC3000用のリモコンヘッドフォンが1000円で買えたことだ。

合計で1880円

ザウルスのヘッドフォンは、思いのほか音がいい。



ヘッドフォンだけでも、6本程度もっているけど、こいつは、重低音の響きがいい。

ザウルスも生産中止だし、こういった在庫一掃セールになるんだろう。

ごみほりみたいで情けないなと思いつつ、帰宅の際の駐車代金の一時間600円がやけに高く思えた。

時代は、間違いなくデフレだ。

どうなるんだろう、電気街に明日はあるのかと思いつつ、他人事じゃないよと思った次第である。

ＰＤＡの草分け「ザウルス」生産停止、高機能携帯に押され

シャープが、１９９０年代に大ヒットした携帯情報端末（ＰＤＡ）「ザウルス」の生産を停止していたことが１３日、わかった。

　日本のＰＤＡでは草分け的存在だが、パソコン並みの機能を備えた携帯電話「スマートフォン」の登場などで、役割を終えた。在庫がなくなり次第、販売も中止する。修理などのアフターサービスは続ける。

　ザウルスは９３年発売。液晶画面にタッチパネル方式で文字などを入力できる仕組みをいち早く採用したほか、パソコン通信やカラー液晶など時代を先取りする機能を次々に盛り込み、ビジネスマンらの支持を集めた。

　ザウルスの登場後、ＰＤＡ市場にはソニーやカシオ計算機なども参入。市場は２０００年に１００万台まで急拡大。しかし、携帯電話の高機能化などの影響から市場が縮小し、シャープも０６年３月のモデルを最後に新製品の発売を停止していた。



最終更新:12月13日16時44分


予定が確定になってもやっぱり寂しいもんだよね。

わしは、リナザウC１０００と、MI　E-1を持っているけれど、意外と頑丈な作りだよね、だから長持ちする。

そういった部分ではさすがシャープと思うけど、

独自OSや、リナザウなど、ユニークな商品を出してきたけれど、難しい時代なんだよね。

モバイルPCがザウと価格帯が一緒かそれ以下だとあえて使う理由が見つからないだろう。

よっぽどコアなユーザじゃないと使わないよね。

でも、私はやっぱり使うんだけどね。

これで、クリエに続き日本製PDAがなくなったってことで、終焉となるんだろうか？

SHOUTcast PlayerVer 0.2.5-1

ひさびさのリナザウです。

SHOUTcast Playerがいつのまにか、Ver 0.2.5-1にバージョンアップしていました。

以前のVer 0.2.4-1 だと、急に使うことができなくなっていました。


どうしようかなと思っていました。

あきれめてこのままにしておいてもいいし・・・・


というのも、ザウの存在間が薄くなっていくご時世ですからね。

なんせ、ウインドウズのモバイルノートなんて、5万円台で世にでるご時世ですから。

ザウを積極的に使う時代じゃなくなってしまった。



それでも、ザウ使いのサイトではしっかりとアプリの更新をしてくれています。


はけのザウルス備忘録別館さんから、新しいバージョンを頂いてザウに入れ直しました。





Shoutcast側の仕様変更に対応したとのことで、うれしいです。





以前と同様、Shoutcastのサイトをしっかりと検索してくれます。


いい音で音楽を聴くことができます。


ヘボユーザである私は、ころころと都合のいいように浮気しますが、こういったすばらしい熱意を感じるアプリを使わせてもらうと逆に勇気を与えてくれます。

ありがとうございます。