昨日に引き続き、久しぶりに、M130を触ってみた。
このパームに日本語入力支援ソフトとして、
今は亡き日本トラストテクノロジーの「極楽ひら」というグラフィティでひらがな入力が可能なソフトがついていた。
使ってみると、確かに、ひらがなで入力はするけれど、
マシーンのスペックの影響もあり変換スピードも最高に設定しても、
若干もたつきぎみだし、
入力も、づ、ず、とか入力する場合、つ、す、に変換したり、
グラフィティのどの部分で入力すれば一番認識率がよくなるのか、まごついた。
後のOS5シーリズのほとんどのソニー製パームで採用された「Decuma 」のほうが実用性に足りる。
LinuxZaurusなど、更に完成されていて、
かな、カタカナ、英語など文字形式も複数選択できるし、
面倒ならば自動に設定すれば、かってにソフト側で最適な文字に変換してくれる。
完璧ではないけれど、十分実用に耐えることのできるツールとなっている。
M130を使っていると経験することだけど、
リセットするとデジタイザの設定が普通のパームは、一回で終わる、
右端、真ん中、左端と、スタイラスペンで押して設定することが、
永遠と繰り返すことになる。
異常に長いので、壊れているのではないかと錯覚してしまう。
というか、なかば、壊れているんだろうね。おそらく。
ソニー製パームと較べて、すべてにおいて造りが荒い印象は避けられない。
でも当時はモノクロからカラーのディスプレイになって嬉しかったし、有難く使っていました。
今となっては、出番はもうないだろうけれど、大切に保管しておこうと思います。
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