昨日買った、リナックスザウルスC1000シリーズのリモコンヘッドフォンが旧型のMI-E1でも使えるかテストするために半年ぶりに、MI-E1に電源を入れてみた。
残念ながら、音楽再生時に、リモコンが使えなくなるなど、互換性はあまりないみたいだ。
music playerで大好きなジェフベックのゼア&バックを入れて聴いてみたが、音は文句のつけようがない。
シャープのPDAが全盛の頃の商品なので、しっかりした作り、特にスライド式キーボードは剛性もありさすが家電メーカーだなと思う。
一説には、高さ1メートルから落としても壊れない剛性があると開発者のインタビューで読んだ記憶がある。
親指キーボードは、タイピングするとプチプチ感があり好き嫌いがわかれるところだけど、アイデアは面白いし、これ以降のPDAには、採用されていない独特のものだった。
この前製造中止になったリナザウもそうだけど、シャープの日本語変換技術は書院譲りでかなりなものだと思う。
しかし、PDAで入力する際、手書きか、キーボードなのか、タイピングのポジションを最後まで模索して結論がだせなかったメーカでもある。
手書き認識にしても、小型のPDAでよくこれだけ認識するものだと感心はするが、そういった優れた技術を活かせなかったのは辛い。
「親指入力でシャープは提案します!」なのか、「パソコンと同じ両手使いでもいけます!」なのか、はっきりして欲しかった。
製品の完成度で言えば、70%ぐらいのものが多かったと思う。
日本語入力だけでもしっかりした提案ができていたなら、これだけでも十分 何年も使えるPDAなんだけどね。
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