鳴り物入りで導入されたFTTHだが、まったく機能していないことは、誰がみてもおわかりだろう。
過疎地域にIT。
なぜ、こんなことをとりあげるのかときかれれば、島の生産者の作ったジャムにしても、その他の柑橘類にしても、市場でうっているものよりも、正直
おいしい!
鮮度とかの問題もあるけれど、企画外のおいしさが実は存在する。
かしこい消費者はそれを知っていて、意外とネットで検索して購入している人が増えていてニッチマーケットと言われているが、これが 拡大している。
だから、ニッチマーケットが巨大なマーケットに変貌することは可能性として非常に高い。
過疎で成功するには流通経路を確立することであり、ITがつかえるのだから、しっかり利用しないといけない。
それは、生産者も中間の業者も、↑にある図をフローチャートを意識して、向上に努めていけば、好循環が生まれる。
ここで注意して欲しいのは、単にネットでオークションとか、ショップに入居することが、「ITを利用した」ことを指しているのではない。
シンボライズ、ブランド構築が最低限必要で、それは、ネットの地道な更新と、生産者の物作りがやがて消費者のテイスト・本物志向、希少性となり、実益として結びつくことを意味している。
島はそれだけのポテンシャルがあるのだし、やはり中間の専門業者の能力が必要なんだろうけれど、どう見ても力不足の感が否めない。
市場を開拓すれば、利益も大きいのに安易な方向に向かいすぎると思いませんか?
わしは、今まで匿名でずっと島のサイトを管理することに結果的になってきたけれど、その中で主張してきたことは、「当たり前のことをすれば、当たり前の結果がついてくる。可能性があるにもかかわらず、なぜ努力しないのか!」ということだ。
実益がつくように誘導なりディスカッションするなり、あって当然だし、せめてFTTHの恩恵が、理解できていない、いきわたらない、環境はあってはいけないことだと思います。
やはり、可能性という夢をあたえなければいけないと思います。