04/29
Tue
2008
04/28
Mon
2008
04/28
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2008
西向きの古墳の中では最大の大きさで全国でも8番目に大きい古墳です。
現在は一重の濠ですが、二重の濠があったことが調査でわかっています。
前方部が広く、どっしりと安定感のある古墳で、反正陵古墳(田出井山古墳)のほぼ4倍の大きさです。また、建造時期もほぼ同じため、こちらを反正天皇陵と考えている説もあります。
陪塚は3つありましたが聖塚(大阪府立大学構内)だけしか残っていません。
前方部の濠の土堤が中央部で外側にふくらんでいる(写真下部)のは、かつて濠の水を灌漑水に使っていた時の樋口の名残です。
1 仁徳陵古墳(大仙古墳) 486 大阪府堺市堺区大仙町
2 誉田御廟山(伝応神陵) 425 大阪府羽曳野市誉田6丁目
3 履中陵古墳(石津ヶ丘古墳) 360 大阪府堺市西区石津ヶ丘
4 造山古墳 350 岡山県岡山市新庄下
5 河内大塚山古墳 330 大阪府羽曳野市南恵我之荘8丁目
6 見瀬丸山古墳 310 奈良県橿原市見瀬町、五条野町
7 渋谷向山古墳(伝景行陵) 300 奈良県天理市渋谷町
8 ニサンザイ古墳 290 大阪府堺市北区百舌鳥町西之町
9 仲津山古墳(伝仲津姫陵) 286 大阪府藤井寺市沢田4丁目
作山古墳 286 岡山県総社市三須
11 箸墓古墳 278 奈良県桜井市箸中
12 五社神古墳(伝神功陵) 275 奈良県奈良市山陵町
13 ウワナベ古墳 255 奈良県奈良市法華寺町字宇和那辺
14 市庭古墳(伝平城陵) 250 奈良県奈良市佐紀町
メスリ山古墳 250 奈良県桜井市大字高田
16 岡ミサンザイ古墳(伝仲哀陵) 242 大阪府藤井寺市藤井寺4丁目
行燈山古墳(伝崇神陵) 242 奈良県天理市柳本行燈
18 室大墓古墳(室宮山) 238 奈良県御所市室宮山
19 市野山古墳(伝允恭陵) 230 大阪府藤井寺市国府1丁
20 宝来山古墳(伝垂仁陵) 227 奈良県奈良市佐紀町ヒシアゲ
21 大田茶臼山古墳(伝継体陵) 226 大阪府茨木市太田3丁目
22 古市墓山古墳 225 大阪府羽曳野市白鳥3丁目
23 ひしあげ古墳(伝盤之媛陵) 219 奈良県奈良市佐紀町ヒシアゲ
西殿塚古墳(伝手白皇女) 219 奈良県天理市中山町西殿塚
25 佐紀石塚山古墳(伝成務陵) 218 奈良県奈良市山陵町御陵前
26 河合大塚山古墳 215 奈良県北葛城郡河合町西穴闇字大塚
27 築山古墳 210 奈良県大和高田市築山字城山
西陵古墳 210 大阪府泉南郡岬町淡輪
太田天神山古墳 210 群馬県太田市内ヶ島
30 津堂城山古墳 208 大阪府藤井寺市津堂
31 桜井茶臼山古墳 207 奈良県桜井市外山
陵山古墳(伝日葉酢媛陵) 207 奈良県奈良市佐紀町
33 コナベ古墳 204 奈良県奈良市法華寺町北
巣山古墳 204 奈良県北葛城郡広陵町三吉
35 茶臼山古墳 200 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町
摩湯山古墳 200 大阪府岸和田市久米田摩湯
神明山古墳 200 京都府竹野郡丹後町字宮
ニサンザイ古墳は、百舌鳥古墳群の南東端に位置する前方部を西に向けた前方後円墳です。
百舌鳥古墳群の中でもっとも新しく作られた古墳といわれており5世紀後半に建造されました。
全長290メートル 後円部約24メートル、前方部幅約226メートル、前方部高約22.5メートルで日本第8位の規模です。
(近隣地域では、3位)
墳丘は天皇稜の可能性があるとして、「百舌鳥陵墓参考地」として宮内庁が管理しています。
04/27
Sun
2008
住吉の神さまは俗に海の神とされています。正しくは、底筒男命・中筒男命・表筒男命という、イザナギノミコトのミソギハラエに際して海の中から現れた神、および息長足姫命(神功皇后)で、西暦211年、この地に鎮斎になったと伝えられています。実際の年代では干支二運(120年)をくり下げて5世紀初頭と推測されますが、大和政権の玄関口にあたる難波(なにわ)に鎮座して、遣唐使をはじめ大陸との渡航を守り、奈良時代以前より外交・貿易、またあらゆる産業を守護する神として称えられてきました。