高速道路のトンネル内で対人事故が発生した。
ドライバーの話では、「人が目の前に飛んできた。」と供述していたが、立体交差があるわけでもなく そのような突拍子の無い供述に警察は当初、ドライバーの嘘の供述と取り入無かった。
しかし、被害者の乗っているはずの車もバイクもまったく発見されなかったのだ。
考えられるケースとして、「走行中の車から転落したのではないか」とその日に走った車も調査したが、結局は該当車なしとなった。
ある教授が事故原因の処理に疑問を持ち、飛んできたとされる事故現場のトンネル上にある道路を調査することになった。
しかし、トンネル上にある道路からトンネルまでは、数メートルもはなれており、人間のジャンプできる距離では到底ない。
そのとき道路から少し離れた所にマンホールがあることを発見した。
しかも、そのマンホールに靴の跡が奇跡的に残っていた。
照合すると、車の前に飛んできたとされる被害者と同じ靴であることがわかった。
結論は、マンホールから下の高速道路に向かっての飛び込み自殺となり、ドライバーの容疑は晴れることになった。
実際に人が車の前に飛んできた事例であります。
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