大阪府堺市北区百舌鳥本町3丁にある前方後円墳。昭和31(1956)年5月15日に国史跡に指定された。
百舌鳥古墳群のほぼ中央、大仙陵古墳の南、上石津ミサンザイ古墳の東に位置する。全長約146m、後円部径約90m、高さ約11.5m、前方部幅約99m、高さ約10.5mで、百舌鳥古墳群では8番目の大きさである。墳丘は3段に築かれ、南側に造り出しがある。主体部の構造や副葬品などは不明。台地の南端に位置するため、周濠の南側には大規模な堤が築かれている。
昭和30(1955)年頃、土砂の採集と住宅造成のため破壊されそうになったが、市民運動によって保存された。その際、後円部から出土した衝角付冑の埴輪は、現在、堺市の文化財保護のシンボルマークになっている。
大きな地図で見る狸の住んでいる古墳です。
橋が以前は架かっていましたが、取り壊され立ち入り禁止となっています。
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