これを見たとき、新型パームか、CLIEかと思った人が多かったはず。
ソニーは8月5日、電子書籍リーダーの新モデル2機種を正式発表した。8月末に米国で発売する。
1つは、片手で操作できるポケットサイズの「Reader Pocket Edition」。5インチディスプレイ搭載で、350冊分の電子書籍を保存でき、1回の充電で最高2週間利用できる。価格は199ドルで、本体色はネイビーブルー、ローズ、シルバー。
もう1つは6インチのタッチスクリーンを搭載した「Reader Touch Edition」。指または付属のスタイラスで画面をタッチして操作する。手書きのメモを書き込んだり、バーチャルキーボードでテキストを入力することも可能だ。書き込んだメモはほかのデバイスにエクスポートできる。Oxford American English Dictionaryを内蔵し、単語をタップするだけで意味を調べられる。メモリースティックPRO DuoとSDカードに対応した拡張スロットも備える。価格は299ドルで、本体色はレッド、ブラック、シルバー。
いずれの機種もE-Inkの電子ペーパーディスプレイを採用しており、紙のような見た目を実現しているという。保護カバーとUSBケーブル、コンピュータとReader間で書籍を転送するeBook Library 3.0ソフトが付属する。同ソフトはPCのほか、Macもサポートするようになった。対応フォーマットはPDF、Microsoft Word、BBeB、その他テキストフォーマット。
またソニーは、同社の電子書籍ストアでNew York Timesのベストセラー書籍を9.99ドルに値下げしたことも明らかにした。
8月5日17時12分配信 ITmedia Newsから
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