年度末に思うこと

色々と決算シーズンですので総会など次年度の取り決めにたいして忙しいそわそわした時期です。

経済環境の変化
環境問題、税制の財源の問題、政治の問題など、この国のシステム破綻をつぎはぎしてここまで、ごまかしごまかしきましたがおそらく限界だと思います。

我々生活者の身近な接点では、4月から暫定税率であったガソリン税が一旦終わり、当面は、一リットルあたり25円程度やすくなったり、アメリカ発のサブプライマリーローン破綻からドルの国際信用力がなくなり、当面は円高（80円～100円）で推移するなど、経済面ではプラスとマイナスの明暗がはっきりしてきます。

それと、4月から実施される後期高齢者医療制度。
75歳以上の扶養家族がおれる家庭は、これら高齢者を扶養からはずさなければいけないことになります。

被保険者となった75歳以上の方は、主に年金から保険料を天引きされることとなります。

医療保険の安定的財源の確保が目的ですが、人口比率からいって、逆ピラミッドとなっていますので、抜本的解決策にはなりません。

この国の将来を考えると
バブル経済の破綻による年功序列、終身雇用の崩壊は、

・フリーター、ニート、契約社員の増加を促し実に労働人口の3割以上を占め、安定的税収の確保は困難。

・超低所得者層の出現と割合の増加は日本医療福祉制度の根底を揺るがすことになる（既になっている）。

素人目に考えると最終的には、消費税を社会福祉に限定した目的税にするしか方法がないのではないかと思います。

浅学で自分の自己主張ばかり強い私ですが、ちゃんとした基礎データをもとく体系的に勉強していこうと思います