堺市の資料から
仁徳陵古墳(大仙古墳)の北西約50メートルにある前方部を南に向けた前方後円墳です。
墳丘の規模は全長約100メートル、後円部径約63メートル、高さ10.3メートル、前方部幅約68.5メートル、高さ10.3メートルで、西部のくびれ部には造出しが認められます。
墳丘は2段によって築かれていて、葺石と埴輪があり、周囲には盾型の周濠がめぐっています。
調査されていないので、主体部の構造は不明で、副葬品の内容や性格もわかりません。
墳丘は陪塚として宮内庁に管理されていますが、かたちと規模から陪塚とは考えにくい古墳です。現在、周濠の南側に接して大阪中央環状線が通り、周濠の一部をまたいでいます。
永山古墳というよりも、永山釣り堀のほうが有名か。
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