あのレッドツッペリンが再結成された。
信じられない!
ボンゾが死んでもうあのバンドは、過去の物と思っていた。
全盛期の数々の奇跡は、起こせるはずはないと諦めていた。
しかし、ネットでの噂は、このコンサート
決して、懐メロの音ではなかったそうだ。
You Tubeにも動画があがっているので、早速チェックしてみた。
凄い!
音圧が最初から違う。
演奏の質が他のバンドとくらべ次元が違う。
実は、ゼップ、ずっと聴いてきたし、演奏もしてきたが、バンドとしてゼップを再評価することが多くなった。
というのも、You Tubeでブートのライブビデオが放映されていて視聴することが多くなったからである。
特に、1969年、1975年年の頃のライブは、ペイジによれば、「神がかり的だった。」とインタビューで言っていたが、そんなもの実際見ることさえも普通はできないので、嘘だろうと思っていた。
そんなライブ映像も実際見ることがインターネットで可能になったのだから、ゼップが再評価されるのも当然だろう。
特にスタジオバンドとして評価が高かったが、ライブバンドとしても、十分に評価されることとなったのは、嬉しいことだ。
具体的に言えば、リズムセクションで言えば、ボンゾのタメのドラムはリズムは正確でないし、ペイジのギターは、よくもたつき気味と言われている。
その危うさの空間を支配するのが、ジョーンズの巧みなベースで、他のバンドがいくらコピーしても、ゼップの音になれない不思議なマジックを生み出すことになる。
ましてや、楽器としてのローバートの声がプラスされる訳で、最小限の楽器奏者で編成しながら、信じれら無いぐらい音に充実感が生まれてくる。
ペイジ自体、マルチプロデューサーでスタジオワークはお手のものだから、アルバムとして生み出される音も、普通のサウンドとは、違ったものになる。
神秘的なベールに包まれる神話が生まれるのも当然の環境だ。
ゼップのアルバムは、どれも凄いものばかりで、無駄がない。
ライブをみておもったこと。
とても還暦をこえた親父の出すサウンドじゃない。
しかも、これは、センチメンタルな音ではなく、立派な現在進行形のサウンドだ。
ゼップは死んでいなかったんだと。