LinuxZaurusの画像をシャープAQUOSに送信テストしてみました。
当然できません。
両機で採用された方式の違いをまとめてみました。
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SL-C1000
赤外線通信端子(IrDA方式)
IrDAとは、赤外線による無線通信の標準規格を策定した業界団体の名称、または、同団体によって策定された赤外線通信の標準規格のことである。
IrDA規格では、不可視光線である赤外線を信号に利用し、近距離間でデータ通信を行うことができる。光信号を利用するので、発光・受光装置を遮蔽物がない状態で向き合わせる必要がある。
IrDA規格は、主にノートPCやPDAといったモバイル機器に搭載されている。また、NTTドコモの携帯電話などでは、携帯電話の端末どうしで直接に(基地局を中継せずに)情報をやり取りするための手段として、IrDAの規格が標準的に搭載されるようになっている。
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AQUOS
IrSS受信(高速赤外線受信)機能
IrSSとは、高速赤外線通信の規格であるIrSimple 1.0に準拠した、片方向通信を実現する方式のことである。
IrSSは、受信する側の機器からの応答を必要とせずに、一方的にデータの送信を行うことができる。受信する側の機器が正常にデータを受け取れない場合でも、再送を繰り返すことなく、送信を正常に完了する。
ただし、受信側が必ずしも正常にデータの受信を完了できずに終了する場合もある。
IrSSは、IrSimpleに比べると、応答信号をやりとりする必要がない分だけ、操作が簡単になり、受信機の低コスト化を図ることができるという利点がある。
IrSSは、高画質な静止画などのデータを手軽にやり取りするための通信方式として、携帯電話やデジタルカメラ、プリンタなどに搭載される例が増えてきている。
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※よってZaurusの赤外線送信では、AQUOSテレビでは使えませんでした。
少しがっくり
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追記として、テスト記録を残しておきます。
Sony CLIEPEG-TH55 他のCLIEでも問題なく赤外線通信可能。
CASIO携帯W42CA
携帯、PDAどちらもそうですが、複数の画像の送信はできません。
AQUOSテレビは、どうしてIrSS受信方式を採用したのか、私のにわか知識ではわかりません。
もっと、融通がきけばよかったと思います。